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雪はチベタイ〜残雪摩耶山ポタ

「いつもいつも淡路島と言うのもな〜、でも路面凍結がなぁ〜」などとウダウダ考えていたのだが、結局案ずるより産むが安し、走れんようやったら撤退すればええ!と思い切って摩耶山へ向かうことにした。同じ六甲山系でも六甲山にはしょっちゅう行っているが、摩耶山は去年の夏場以来久し振りだ。

高所へ行くので、当然無線の移動機材も持って行き運用するつもりだったので時間稼ぎのためにいつものように山陽・神鉄を乗り継いで北鈴蘭台まで輪行。駅を出てGaapを組み立てて走り始める。小部峠の交差点から山中へ入るまでの道は残雪もなかったが、小立が増えてくると道路脇にどけられた雪が、融けずに残っているところがちらほら…。標高が上がるにしたがって残雪の量も増えてくる。しかしながら、ところどころ圧雪されたところが凍結している部分があるものの、路面全体がガチガチに凍結しているわけではないので下りになっている部分やカーブでは気をつけながら前進する。

しばらくして、ハンディGPSの電池が切れてしまったのでどこで電池交換しようかと思案する。「あ、そうそう。消火栓があるところにちょっとした駐車スペースがあったなぁ」と思い出し、とりあえずその場所で小休止することにする。が、いざ件の場所に着くと、大量の雪が残っている。広くもない道路で止まっているわけにも行かないので、とにかくその雪の中に入って行き、取り急ぎ電池交換。雪の中のGaapも珍しかろうと写真を一枚…。

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「さて行くか!」とペダルを漕ぎ出そうとして「あれ?」。ペダルがクリートをキャッチできない。「もしかして、シューズに雪が詰まったかな?」と思いながら、とにかく、摩耶山と六甲山方面への分岐点になる六甲山牧場へと向かう。ペダルを気にしながら六甲山牧場に辿り着き、歩道に上がってシューズを脱ぎ裏側を見てみると案の定クリートの部分に雪が詰まっており、体温で融けたと思しき雪が再度凍結しているようだ。シューズに使った雪をはたき落して、再び摩耶山への道を走り始める。摩耶山へのルートでは、特に歩道に雪が残っていて非常に歩きにくそう…。

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摩耶山の椈星台に着いて辺りを見まわすと、さすがにこの寒さで人影も疎ら…。春や夏にはかなりの人出がある場所だが無理もない。展望テラスから神戸の市街を見おろしてから、アンテナを上げる場所を探してウロウロ。結局、ベンチそばにGaapを止めてアンテナを上げてQRV。今日は、50MHzのコンディションが良いようで1エリアの東京都太田区や町田市の局のCQが聞こえてくるが、いずれもQSOには至らず…。

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CQを出して10局ほどと交信したが、午前中は太陽の姿が見えていたにも関らず、昼を過ぎると北の方から雲が拡がって来て雪までチラチラと落ちてくる。気温も低くなって来て「これはたまらん」と撤収!帰路は再度山ドライブウェイを下って元町・神戸へと向かう。再度山のアップダウンと連続急カーブを越えつつ、ラストの落下するような急坂を下って元町に辿り着き、怒涛の路上駐車と人並み、そして、立ちゴケの危機と戦いながら神戸に到着。Gaapを輪行袋にいれて、アウトドアショップなどをちょっと覗いた後、輪行で帰宅。

トリップコンピュータの記録
積算距離33.4km、最高速度39.6km/h、平均速度13.5km/h

by buchi1201 | 2006-01-08 21:13 | 無線&自転車