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CQ誌別冊TinyTrak製作(7)〜PIC書き込みとテスト

TinyTrakは当然PIC16F84Aにプログラムを書き込まないと使えない….今日はPICへのプログラムの書き込みと調整・テスト.
今回製作しているTinyTrakのPICのプログラムと設定ソフトは,製作記事にあるようにByonicsのWebPageで"original TinyTrak"のものがダウンロードできるようになっている.これをダウンロードしてきてhexファイルをPICに書き込む.
PICライタは製作記事もたくさんあるのだが,今回は日本橋のデジットで見つけたUSB対応のライタで書き込むことにした.ライタは今度製作してみることにして,今回はお手軽に完成品に走った.お手軽といいつつ,初めのうちプログラムの書き込みに失敗して首をひねっていたのだが,よくよく見てみるとPICの方向が逆になっていた(笑).向きを買えて付けなおして何とか無事に書き込み終了.

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次にクロスケーブルでPCと接続し,設定用のソフトを使って製作したTinyTrakが認識されるか確認する."Read Version"のボタンをクリックすると,無事バージョンの取得に成功.あとはビーコンタイミングの設定やコールサインの書き込みを試してみるが,これも問題なし.ただ,なぜかシンボルの変更がうまく行っていないのだが….

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次は,変調のテストに移るのだが,VX-7にダミーロードをつないでTTの電源を入れると,無調整でいきなりAGWPE+UI-View32でデコードできるパケットが送信された.結局,調整を行うこともなく次の段階へ.GPSをつないで実際に位置情報を送信してみる.Terminalウィンドウにもデコードされたパケットの内容が表示され,UI-Viewのマップにも現在位置が表示される.今のところ問題ないようだ.

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TTの製作も最終段階.次の作業はケースへの組み込み.うーん,どんなケースに入れようかな….

(追記:08/01/27)
tinytrakconfig.exeでsymbolの変更がうまくいかなった件だが,Symbolを入力するフィールドに”Table/overlay"の"/"を含めないとダメだったようだ.TT3ではあらかじめ"/"の入ったフィールドが用意されているので気が付かなかった.

by buchi1201 | 2008-01-25 00:33 | 無線