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6m用フォークヘンテナを作ろう(1)

これまで数回の無線の移動運用で使ったアンテナは、八重洲無線のATAS-25だった。このアンテナ、重量も軽くコンパクトで、輪行を含んだ自転車での移動でも便利なのだが、いかんせん垂直偏波で、ゲインも低いため、特に水平偏波のアンテナを使っている局の多い50MHz帯では苦しいことがあった。

最近は移動運用でもHB9CV型アンテナが人気があるようでちょっと調べてみると、メーカー製で重量1kg程度と軽量でなかなかよさそうなのだが、問題は分解して梱包したときの体積と運用地での組み立てやすさだ。

フォールディング・バイクを使った移動は、ママチャリ・モービルとも、無論、自動車での移動運用とも違い、どちらかというと登山での移動に近い考え方が必要になる。輪行するとなると、自転車が「荷物」になるので登山よりも装備の選択が厳しくなる場合もある。よって、アンテナに要求される条件も、必要十分な性能で、軽く、コンパクトに収納でき、現地での組み立て・調整ができる限り簡単なものということになる。

いろいろアンテナや登山での移動運用についてのWebPageを調べてみて、上の条件を満たすアンテナの第1侯補として「フォークヘンテナ」が浮上して来た。そこで、今回、製作を始めた次第だ。

構造の簡単なアンテナだが、夕方から製作を始めたので取り敢えず給電部まで組み上がった。次はエレメントの加工だ。

by buchi1201 | 2005-01-17 00:13 | 無線