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ミズホ通信 50MHzハンディトランシーバーMX-6S

もうかれこれ25,6年はBCLやアマチュア無線と付き合っているが(スキルは上がってないけど)、独得の思い入れがあるのがミズホ通信の名前だ。古くからBCLとかをやっている人の中には、ミズホ通信のループアンテナやアンテナカップラー、プリセレクター等々を使って来た人も多いだろう。

ミズホ通信の製品の中でも、QRPハンディトランシーバー・ピコシリーズはとりわけ有名だろう。私も、高校のときにアマチュア無線の免許を取って開局したのがミズホのピコ6スーパーMX-6Sだった。過去に所有していたMX-6Sは、残念ながら当時、移動運用に興味を持っておらず、また、どちらかというとBCLの方に注力していたので結局死蔵する恰好になり、転居のときに処分されてしまうという結末を辿ってしまった。しかしながら、アマチュア無線を再開し、移動オンリーで運用するようになるとピコ6の面白さがわかるようになってきた。「欲しいなぁ、ピコ6…」と思いながら日本橋の中古屋やネットのオークションを覗いていたが、4月にMX-6Sがオークションに出されているのを見つけて早速入札。なんとか落札し入手することができた。ピコシリーズの歴史についてはこのサイトが非常に詳しいのだが、私の入手したMX-6Sは、ケースがシルバーメタリックだったので最後期のモデルだったようだ。

で、高校のときに買ったピコ6はグレーのいわゆる9R-59Dカラーだったので、「ピコ6はやっぱり9R-59Dカラーやでぇ!」という妙なこだわりを持つ私(笑)は、ピコ6のVXO用のクリスタルとともに、グレーの着せ替えパネルをアマチュア無線応援団 キャリブレーションを通じて購入。早速、つけ替えた。bianchi乗りがチェレステにこだわるように、私もピコ6は9R-59Dカラーにこだわるのだっ!

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FT-817NDに比べれば出力や周波数の可変範囲ではゆずるが、単三乾電池6本で運用できる消費電力は魅力だ。自作リニアと組み合わせて運用すれば、結構強力な相棒になってくれるだろう。減電圧表示装置の組込みなどの改造も面白そうだ。今考えている使いわけは、普段の日帰り運用にはFT-817NDを、キャンプツーリングなど他に荷物が増えそうな時はピコ6を、と言う感じだ。

ただ、結構悩むのが、どの帯域のクリスタルを使うかだ。何せ周波数の可変範囲が50kHzで、クリスタルも2個しか組みこめないので気をつかう。クリスタルは50.150〜50.200MHz用と50.250〜50.300MHz用(50.200〜50.250MHz用はもとから取り付けられている)を入手しているが、うーむ、どちらを取り付けるべきか…。

by buchi1201 | 2006-05-23 22:01 | 無線