人気ブログランキング | 話題のタグを見る

初輪行&大阪渡船巡り

今回は、関西の定番コース「大阪渡船巡り」に行ってみた。さすがに、明石から自走で大阪と言うのはこたえるので初輪行と相なった。大阪出身のくせして渡船に乗ったことが無かったし…。

山陽電車は東二見駅前でBD-1を畳み、これまた定番の「チビ輪バッグ」に納めて改札へ…。まだ出発時で疲れていないので、10kg程の重量でもあまり重いとは感じない。普通電車に乗り込み明石で直通特急に乗り換え、さらに尼崎で阪神西大阪線に乗り換えて西九条に到着。まずは、有名な安治川トンネルに向かうべく駅前でBD-1を広げ、近所のコンビニでおにぎり、サンドイッチ、お茶を買い込みいざ出発。

今回のポタリングは、eTrexのテストも兼ねていたのだが、ナビ機能の使いかたに戸惑ったりしたが、ステアリングキュー(あえてこう言う)の見方になれると目的地まで迷うこと無く到達できるようになった。

「安治川トンネル」
もう、これは説明の
必要もない程有名な安治川の川底を通っているトンネル。人と自転車はエレベーターで下まで降ろしてもらい、川をくぐる(渡る?)と再びエレベーターで地上まで上げてもらうと言うトンネル。エレベーターの操作は大阪市の嘱託であろうオッチャンがやってくれる。わずかこれだけのために人を雇っているとは、どこぞのアホマスコミが「ムダな◯◯事業」とか得意気に叩きそうな雰囲気を醸しているが、安治川の河口近辺には橋が架かっていないのでこのトンネルは歩行者にとって重要な施設だ。

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_01749.jpg
安治川トンネル入口

「甚兵衛渡船場」
お次ぎは、衞星の御神託に従い甚兵衛渡船場に向かう。尻無川の河口部にあるこの渡船場の上手には、独得の型の防潮水門が設置されている。大阪市内を高潮から守る、これまた重要な施設。同様な型の水門が安治川口にも設置されている(確かこちらの方が施工が早かったはず)。
渡船場は、休日の昼間のせいか人も少なくひなびた感じを漂わせている。朝夕は結構利用されているのだろう。対岸との距離は短いが、船はS字に蛇行して対岸まで進む。

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_02946.jpg

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_024484.jpg
甚兵衛渡船場

「千歳渡船場」
今度は千歳渡船場。ここからは尻無川の防潮水門が見えており、先ほどの甚兵衛渡船からほどちかい場所にある。千歳渡船場を撮影した写真では、必ずと言って良い程写っていた工事中の橋もすでに完成している。しかし、河口部の橋は水面からの高さが高いため、歩行者・自転車にとって千歳渡船は重要な足だ。ここでは15分程待ち時間があったので、昼飯にする。

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_031151.jpg

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_034068.jpg
千歳渡船場

「船町渡船場」
さらに南へ下って木津川運河を渡る渡船、船町渡船場へ。ここも対岸との距離は非常に短いが、船が入って来るためだろうかこの渡船場の東側に一本だけ橋が架かっているのみ。

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_04986.jpg

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_043111.jpg
船町渡船場

「千本松渡船場と千本松大橋」
木津川運河と尻無川に挟まれる埋立地を東へと進んで、橋を渡り、次は千本松渡船場へと向かう。ここは、たまにテレビの紀行物で取材されたりしているので結構有名だろう。傍には、ループで上って行く千本松大橋が架かっている。入口を撮影して乗場に向かうと丁度渡船が出る間際で職員のオッチャンが「ハヨコイ!」と手招きをしているではないか!BD-1を押して駆け足でスロープを下るが、BD-1の重量は軽いので段差で跳びそうになるのを押さえつつ渡船に駈け込み乗船。乗り方と自転車が目だっていたせいか、乗り合わせたオッチャンの1人がBD-1をじ〜っと凝視していた。この渡船場は、千本松大橋が渡り辛い構造のせいか利用客が多い。

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_05379.jpg

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_053186.jpg
千本松渡船場

と、なれば、その渡り辛い構造の千本松大橋を体験してみなければなるまい!バックすることになるが、千本松大橋のループを上り始める。「こらママチャリではキツイわな〜」と思いつつ橋の最高部まで登ると絶景が拡がる。ループを走る前に橋を渡って来た小学生とすれ違ったが、この橋は一種の遊び場と化しているのだろう。昔、西淀の自転車道を土曜日になる度に走りまわっていた身にはなんとなくわかる。

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_061154.jpg

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_063564.jpg
千本松大橋

「木津川渡船場」
さて、再びもとの場所に戻ったので今度は木津川渡船場へ。こちらもループ橋が傍に架けられているのだが、千本松とはうって変って乗客が少ない。川を渡って渡船場の写真などを撮っていると、10mほど離れたところから野良犬(?)が吼えている。
で、「さて次は…」と走り出してその犬の5m程前を走りすぎた瞬間、犬がこちらに向かって猛然とダッシュして来るではないかっ!「これはいかん!」とV-MAXスイッチをオン(そんなものはBD-1には付いてない)。ジャムの高速ミサイルにおわれる雪風のごとくこちらもダッシュ。「雪風はファーンとは違う」とばかりにぶっちぎる(実体は犬が追撃をやめた)。エンジンが重いわりには良い加速だった。車体の重いママチャリでは危なかっただろう。

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_072022.jpg

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_07497.jpg
木津川渡船場

初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_081839.jpg
木津川渡船場入口、新木津川大橋とBD-1(この後、犬の追撃を受けることに…)

今日は出発が遅かったので天保山、落合下、落合上は次の楽しみに取っておいて、ローロサイクルワークスに向かいBD-1のフロントサス用強化スプリングを購入。あとは、阪神梅田から輪行で明石まで…。

今回のGPSトラック記録
初輪行&大阪渡船巡り_b0027830_11545611.jpg

市内の建物の多い場所では、衞星をロストしてしまって記録が途切れている。

by buchi1201 | 2004-10-24 00:11 | 自転車