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ふぃ〜いぃぃるっわ〜く!〜淡路誌城の瀬山移動運用ポタ

のっけから坂本龍一のField Workなんだが,その謎は後ほど….

最近は6mもコンディションが良さそうで,「移動に出たいな〜」と思っていたのだが何故だか土日になると風の強くなる予報が出ている.昨日の昼の時点での時系列予報では風速6〜9m/sの予報だったので「びみょ〜やな…」と思っていたのだが,夜の予報では3〜6m/sの予報になっていたのでなんとか大丈夫だろうと考えて,今日は近場の淡路市城の瀬山に向かうことにした.

しかし,いざ走り出すと結構風が強く「なんか予報と違うなー(笑)」という状況だ.マストにきちんとステーさえ張りさえすれば大丈夫だろうと城の瀬山の展望台を目指す.淡路SA横からの坂道を登りきり,観音像(?)を通過して,道幅の狭い山あいの道には入り込んでいく.途中,道路の付け替え工事をしていた所も,1ヶ月振りに行くと完成していた.勾配はほとんど変わらない,というか道が直線に近くなっているのでかえってきつくなったような気もするが….

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城の瀬山へと向かう道にわかれる三叉路の手前に,かなり勾配のきつい箇所が現れるのだが,そこを登っていると後輪に違和感が!「うわっ,また空気抜けてきとる!」と道路脇にある比較的スペースのある場所にGaapを停めて,パンク修理の用意だ.先週の大阪ポタでも発生したのだが,ここのところ修理しても修理してもエア洩れが発生していたのだ.チューブの内側に細い傷が入っていたので,「これはリムにスポークを通している穴にチューブが当たってるんとちゃうかなぁ?」と思いつつ,交換用リムテープも買っておきながら処置していなかった酬いがこんな路上で出てしまった.
Gaapをひっくり返して後輪を外し,タイヤとチューブを外してよーく見てみると,ちょうどスポークの通し穴の所にチューブの傷ができているのがわかる.リムテープがへたってずれやすくなっているようだ.よく調べると2ヶ所ほど同様な部分が見付かったので,チューブ交換で対応することにする.リムテープの位置もできるだけスポークの通し穴上を通るように修正して,チューブとタイヤを取り付けて修理完了.若干の不安を抱えつつ,城の瀬山へと再スタート.

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展望台に着いても結構風が強い.周辺でペグが打ち込みやすい箇所を探して開店準備にかかる.今回は,以前,ケーブルキャッチャーをへし折ってしまった教訓から,あたりまえのことながらステーがバランス良く張れるようにマストの垂直と固定に気をつかいながら作業する.たっぷり30分以上かけてアンテナを設営し,50MHz帯のワッチを開始する.しかしながら,コンディションは悪いわけではないのだが,いまひとつ盛り上がらず.風が気になってCQを出すのにも身が入らず….ふと気になって6Mリアルタイム情報を携帯電話でチェックすると,JD1小笠原諸島硫黄島の報告が上がっている.「まぁ,あかんやろな」と思いつつ報告されている周波数をワッチすると,RS59で入感している.「むこうの信号が比較的強力に聞こえていれば,交信のチャンスは大きい」とはよく言われるが,早速呼び始める.しかし,1エリアの方でパイルになっているらしくなかなか交信には至らず,そうこうするうちに深いフェーディングの谷間に消えて行く….

「浮いてこい,浮いてこい!」という願いが通じたのか,再び信号が強くなってくる.しかしながら,こちらからは聞こえないパイルアップに私の5W+2エレHB9CVの弱い電波は潰されてしまうようだ.まるで,ガミラス艦の装甲に主砲が弾き返されてしまう地球防衛軍艦隊のような状況….それでも「50MHzでとってもらえないことはないっ(はずだ,そうであって欲しい)」と希望を捨てず(笑)に,駆逐艦ゆきかぜで突貫して行く古代 守の如くパイルに参加していると突如「QRP局いますか?」とQRP指定が!この指定のおかげでなんとか交信にこぎ着けた….その後,昼ごろまで聞こえていたがもう3エリア等々のパイルアップで,こうなっていたらどうしようもなかったと胸をなでおろす.その後は全般に低調で14時前に撤収.今日は,硫黄島とQSOできただけでも満足だ.

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さて,帰路は後輪の状態も不安なのでピストンで帰ろうなどと思っていたのだが,以前,BD-1で下った野島大川へ抜ける細い道へと分け入ってしまった^^;).始めの方は下りも穏やかなのだが,しばらくすると「下る」というよりも「落ちる」と言ったほうがぴったりの状況の道に….腰高のGaapではもう恐くて恐くてブレーキを引きながら下っても「ぎょえぇぇぇっ!」と叫びたい状態.整備されたダウンヒルコースで「落ちるための自転車」に乗っているならまだしも,急勾配+細い道+荒れた路面+カーブの先は崖,と来れば下りで押しが入ったとしても誰も私を責められまい(笑).とにもかくにもなんとかサンセットロードまで下って岩屋までたどり着く.

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風は強いわ,無線は低調だわ,パンクはするわ,という状況だったが,硫黄島と交信できたのが救いだったな.

GPSトラックデータ
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トリップコンピュータの記録
積算距離49.3km,最高速度50.1km/h,平均速度17.7km/h

で,何故にField Workかと言うと.歌詞に「硫黄島」が出てくるんですよ…^^;)

by buchi1201 | 2007-06-02 22:25 | 無線&自転車