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リグ−PCインターフェイス出来上がり

1月から1ヶ月半ほど受信のみでAPRSのI-GATEを運用してきたが,ようやくリグーPCインターフェイスを組んだので,送信も可能になった.インターフェイスの回路自体は,それこそGoogle等で検索をかけてやれば見つかる,RS232CのRTSでトランジスタスイッチ(2SC1815)をON-OFFするという単純なもの.リグからのMIC端子にはPTTとMICのGNDが共用になっていて,電圧がかかっているっぽいので1uFの電解コンデンサを念のため入れておいた.D-Sub9ピンメスコネクタは,豪華にもサンハヤトの変換基板を使ってしまった.何のことはなく,TinyTrakを作るときに万能基板を使うつもりだったのを方針を変更してプリント基板から作ってしまったので変換基板が宙に浮いていただけだ.

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しかし,組みあがってテストをしているときは,RTSの信号が来ているにもかかわらずリグが送信状態にならず,ベース抵抗をいじってみたり,C-E間の抵抗値の変化を見てみたりしていた.C-E間の抵抗値を見ると,ベース電流が流れたときに抵抗値が下がることを確認したのでますます「なんでやねん」という状態だったが,ハンダ面をよく見てみるとトランジスタのコレクタとリグのマイク端子から出しているPTTのラインのハンダ付け不良だった….自転車のパンクと同じく,ハンダ付け不良は電子工作でのメジャートラブルだというのにそちらに気がつかないとは情けない.

TR-9000Gには,今,こんな感じでつながっている.ちなみにケーブルに通してあるスリーブコアは,会社からもらってきた不要なPC用モニタケーブルから流用したもの.ケーブルの外皮とコアのカバーが熱融着されていたのでケーブルを切断しないと分解出来なかった….特性が適合しているかどうかは「?」だが,まぁ,お守りということで…^^;).

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by buchi1201 | 2008-02-15 00:36 | 無線